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中国?恵州学院短期オンライン交流プログラムを実施しました
2022年3月7日~11日?14日?15日の7日間、本学の協定校である中国?恵州学院で実施されたオンライン交流プログラムを本学学生6名が修了しました。
今回のプログラムは「中国語を学び、中国の文化や観光地に触れ、両大学の学生が交流をしながら、参加者自身が自ら発信する機会も得ることで、総合的な留学を実現する」ことを目的として企画され、本来中国へ渡航して行う予定でしたが叶わなかったためオンラインでの実施となりました。
《時間割》
午前(9:00~12:30) | 午後(15:30~18:05) | |||
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1日目 | オリエンテーション | 中国語 | 中国語 | 学生交流 |
2日目 | 中国語 | 中国語 | 中国結び体験 | 学生交流 |
3日目 | 中国語 | 中国語 | 武術体験 | 恵州学院紹介 |
4日目 | 中国語 | 切り絵体験 | 中国語 | 学生交流 |
5日目 | 中国語 | 異文化????????? | 中国語 | 発表課題決定 |
6日目 | 中国語 | 中国語 | 書道(春聯作り)体験 | 学生交流 |
7日目 | プレゼンテーション | 中国茶体験 | 修了式 |
プログラムは中国語講座の他、日中文化比較のプレゼンテーション、文化体験、学生交流と1日4コマの盛沢山な内容で、連日長時間の学習ではありましたが、参加学生からは充実した密度の高いプログラムに満足したとの声が多数聞かれました。
今回初めて中国語に触れた学生も、四声への驚きに始まり中国語での自己紹介を披露するまでに至ったこと、恵州学院の先生方の丁寧な指導により語学学習に新しい発見を得たことなど、個々にプログラムを通して中国語の上達を感じたようです。
文化プログラムでは「中国結び」「武術」「切り絵」「春聯作り」「中国茶」他、恵州学院で日本語専攻の学生さんがそれぞれの文化背景?歴史の説明のあと指導してくださり、オンライン上で<オフライン同様に体験してみる>という試みが行われました。オンライン上でのコミュニケーションには大変な部分もあったようですが、オンライン会議システムを駆使して中国紐と悪戦苦闘したり、新聞紙を広げて書道に没頭したり、中国茶がゆっくりと沈んでいく様をオフライン?オンラインで観察したりと、自宅に居ながら想像以上の「体験」をできたことで、中国文化への関心が増し理解が進んだのではないでしょうか。
学生同士の交流時間も連日設けられ、恵州学院の学生さん達からも本学学生と過ごした時間で心に残る交流ができた、短期間で日本語が上達した、と言っていただき、協定校ならではの相互交流が実現したプログラムとなりました。
修了式では修了証書が授与され、指導いただいた先生方より今後の学習に向けた激励を受けました。また、今回の学修に関しては所定の課程?成績を修めた学生に対し、本学での学修としての単位が認定されました。
全プログラムを終え、オンラインならではの体験に学生の満足度で高い評価を受けました。更に、実際に中国に行ってみたい、今後も中国語を継続学習したいという意見も多く受け、いよいよ本格化するウィズ/アフターコロナの交流につながる短期プログラムとなりました。
今回のプログラムに参加した学生による体験談
*学年はプログラム参加当時のものです。
観光学部2年 中出 有咲 さん
今回のプログラムに参加して、私は中国語のスキルを向上させることができただけではなく、恵州学院の学生たちと交流するという二国間の間を超えた体験をオンライン上で手軽に受講できたところがよかった。
受講するにあたって、中国語には同じ読み方でも声調により意味が全く違う単語になることを新しく知ることができた。また、文化体験では、混乱していた私に学生の皆さんが丁寧に教えてくれたので最後まで取り組むことができた。
中国語を理解できるようにすることと、異文化体験をすることが今回のプログラムでの自分の目的だったため、それらを達成できてとてもよかった。
これからも機会があれば、中国語を学習していきたいと思う。
観光学部2年 塚崎 夏生 さん
今回オンラインプログラムに参加してとても良かったと思っています。そう思えた理由は2つあります。
1つ目は、新しい文化に触れ、新しい興味をもてたことです。同じアジアではあるものの、実際に中国について学ぶ機会は少なく、このような機会が無ければ知ることが出来なかったと思います。
2つ目は、学びたいと思っていた新しい言語を基礎から学べたことです。実際に日本で独学で勉強することも、もちろん良い事だと思いますが、学びたいと思っている言語の国で実際に生活している方に直接言語を学べることはそう多くはない貴重な体験なので、とても良い経験になりました。
観光学部3年 日下 瑞季 さん
今回の恵州学院オンライン交流プログラムで参加して良かったことは、中国結びや書道、切り絵など中国のさまざまな文化体験をすることが出来たことです。
中国結びや中国茶といった中国文化は普段、過ごしている中でなかなかする事がないので貴重な体験を恵州学院オンライン交流プログラムに参加したことでできたと思います。
恵州学院の学生さんたちとたくさん交流したことで短い期間であったものの、大学で出会った留学生との時間とは、また違う、濃い時間を過ごせたと思います。