2025年9月11日、放射線医学分野の岡田幸法准教授が、乗車中の新幹線内で急病人の救急対応を行い、後日、東海旅客鉄道株式会社から感謝のお手紙と記念品が贈られました。
■救護活動にあたった放射線医学分野 岡田幸法 准教授のコメント
2025年9月11日(木)、私は東京駅から名古屋駅行きの最終の新幹線に乗車しました。その日は名古屋で宿泊し、翌日三重県に行く予定でした。車中でパソコンを開きながら論文を読んでいた時、「お医者様か看護師様はいないでしょうか」という放送がありました。一瞬何が起きたのかわからなかったのですが、気になってその車両まで移動しました。5~6車両を移動するのは結構長いものだと感じました。
患者がいる車両に到着し、職員証を見せて対応にあたりました。偶然その車両に看護師さんがおり、先に対応されていました。50歳前後の男性が通路を移動中、急に倒れたということでした。私が到着したときにはある程度状態は回復していましたが、念のため意識状態を確認し、バイタルサインを取り、体位を適切に整えました。その後、最寄りの駅で下車し、救急隊に以降の対応をお願いしました。
実は新幹線内で急病の方を救護したのは今回で2回目(前回は2018年)になります。過去に救急医療を行った経験はありましたが、新幹線内は動ける空間も限られているため、実際には緊張しました。一方で、新幹線内には聴診器?血圧計?パルスオキシメーターが搭載されており、乗務員の方も対応されていました。それを見て、新幹線内でも急病患者が出たときのために様々な準備がなされているのだと改めて感じた次第です。
業務時間外に慣れない場所で医師を名乗り出ることは、正直勇気のいることです。しかし、今回も医師として対応に当たって良かったと感じています。東海旅客鉄道株式会社様から頂いた感謝のお手紙とお品、そしてこの経験を今後も大切にしていければと思います。

